【栄養学】アルツハイマー病の予防改善
ケトジェニックダイエット
vs.
ホールフード・プラントベースダイエット

アルツハイマー病は、世界中で最も多くみられる認知症の原因だそうで、近年治療法や予防に関しての研究が進められています。
最近、非常に話題になっている「ケトジェニックダイエットがアルツハイマー病に有益な効果をもたらす」という主張がありますが、お聞きになった方はいらっしゃいますか?
1920年代から難治性のてんかんの治療にケトジェニックダイエットが使用されてきました。てんかんの治療におけるケトジェニックダイエットの好ましい効果に関する100年以上にわたる研究で、アルツハイマー病やパーキンソン病、多発性硬化症、片頭痛など、他の神経疾患の治療におけるケトン食療法の役割について、科学的な証拠を基に、広範かつ徹底的に分析した研究があります。
また日本では、お茶ノ水健康長寿クリニック院長の白澤卓二医学博士が、アルツハイマー病をはじめ脳神経疾患の治療の一環として、糖質を控え、脂質をはじめ重要な栄養素をしっかり摂る食事(パレオダイエットやケトジェニックダイエットのように、体をケトーシス状態にする食事)を推奨しているそうです。
しかし、自然食のプラントベースの食事を推奨する専門家たちの主張はこれとは異なります。ホールフード・プラントベースの食事でアルツハイマー病や神経変性疾患を安全に予防することができ、ケトジェニックダイエットについては長期的な悪影響を及ぼす可能性があると懸念しています。
今回はアルツハイマー病の予防や改善に有効な食事法について考えていきましょう。
概要:
➢ アルツハイマー病の特徴
➢ ケトジェニックダイエットとは
➢ ケトジェニックダイエットがアルツハイマー病や神経変性疾患に作用するメカニズム
➢ ホールフード・プラントベース食の効果
➢ まとめ
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